えん麦ライブラリー

えん麦の「血糖値コントロール効果」に関する研究

えん麦β-グルカンを含むミューズリは、パン食後の血糖値・インスリンを抑制

どのくらいの量のβ-グルカンを摂取すればよいかという目安は、期待される効果との関係で重要です。この論文ではえん麦ふすまβ-グルカン量を3gとした場合と4gとした場合で血糖値やインスリン値にどのような違いが出るかを一定条件で試験しました。

■研究概要

研究A002:えん麦ふすまβ-グルカンがGI値とインスリン値におよぼす影響

国    名:フィンランド

発 表 年:2007年

誌    名:Eur J Clin Nutr 61(6)77985

筆    者:Makelainen H.ら

カテゴリー:血糖値・インスリン上昇の抑制

試験の背景

この試験はスウェーデンのランド大学応用栄養学・栄養科学講座において行われた。

試験デザイン

被験者は通常の小麦パンに添えて3g(第1試験)と4g(第2試験)のえん麦ふすまβ-グルカンを含むミューズリをヨーグルトと一緒に食べた。炭水化物量を50gに標準化し、対照食としてβ-グルカンを含まない食事を用意した。第1試験と第2試験では、それぞれ19人と13人の通常のBMI値(Body Mass Index値)をもつボランティアを被験者とした。

結果

β-グルカン3gを摂取した第1試験では、対照食との比較において血糖値やインスリン値に有意な差はみられなかった。それに対し、β-グルカン4gを摂取した第2試験では、有意な低下がみられた。

考察

以上のことから、食後血糖値と血中インスリンレベルを低減させる効果はβ-グルカン4 gを摂取した時に効果が見られることがわかった。えん麦ふすま由来のβ-グルカン4 gの摂取は、健常人における血糖値とインスリンレベルの低下に効果を表すものと考えられた。

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