えんばく情報局 編集長ブログ

2014年07月29日(火)

えん麦の「ふすま」について

 今日はえん麦の「ふすま」についてお話しします。

 
食べものとしての「ふすま」という呼び名にはあまりなじみがないかもしれませんが、
これは穀物粒の表面をおおっている外皮部分にあたります。
辞書をみると「麩」という字があてられています。
 
ふつう「麩(ふ)」というとすき焼きなどに使う具材を思いうかべますが、
これは「小麦ふすま」に含まれるたんぱく質からつくられています。
 
米の場合なら玄米を精米したときに取り除かれるふすま、それが「米ぬか」になります。
穀物ではごはんやパンにするために白いデンプン質のところを使いますので、ふすま部分は取り除かれます。
ですがこのふすまには、じつはとても健康に役立つ栄養成分がたくさん含まれています。
 
たとえば米ぬか(米ふすま、ですね)はその中からビタミンB1が最初に発見された日本古来の食材で、
ぬか漬けの原料として愛用されてきました。
(余談になりますが、この前ふすまの栄養素についての海外の論文を読んでいますと、
「ライスのふすまにはきわめて重要な成分が含まれているがニオイがきついので使いづらい」
と書いてあるのに出会って思わずニヤリとしました)
 
さて「えん麦ふすま」ですが、ここにはβ-グルカンという成分が豊富に含まれています。
β-グルカンは水に溶けるタイプの食物繊維で、
これを日々適量摂取することにはさまざまな健康メリットが見込まれることが多数の論文によって報告されています。
 
たとえばあまり増えすぎては困る血中のコレステロールを抑えたり、
大腸に届けられておなかの調子を整えたりします(これらのはたらきについてはまた改めてご紹介します)。
 
穀物は大昔から人類の主食となってきましたが、
デンプン質以外の部分にも現代人の健康生活に役立つすばらしい成分が含まれているわけです。
 
まさに捨てるところのないスーパー食材だといえるでしょう。
 

2014/07/29 19:41 | 未分類 | コメント(0)

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