えん麦の栄養成分

注目のえん麦β-グルカン

欧米の政府機関FDA(米国食品医薬品局)が認めたえん麦β⁻グルカン

米国食品医薬品局(FDA)では、えん麦β-グルカンを含む製品に対して、「冠状動脈心疾患の危険を減らす」という健康強調表示を許可しています。また、欧州食品安全機関(EFSA)では、「食後血糖値の上昇抑制」「排便促進効果」についての表示を許可しています。このように欧米の最も権威ある政府機関においては、その効果・効能が認められているのです。

欧米の政府機関認められた表示許可内容

評価機関 関与成分 表示許可内容
米国食品医薬品局(FDA)ヘルス・カナダ 穀物(大麦とオーツ麦)の可溶性食物繊維(β-グルカン) 冠状動脈心疾患のリスク低減(1)(2)
欧州食品安全期間(EFSA) 大麦・オーツ麦由来のβ-グルカン 食後血糖値の上昇抑制(5)
β-グルカンを含む大麦・オーツ麦由来の繊維 排便促進効果(6)

(1) Federal Register 70(246), 76150-76162, 2005

(2) Health Canada (2012): Summary of Health Canada's Assessment of a Health Claim about Barly Products and Blood Cholesterol Lowering.

(3) EFSA Journal 2011; 9(12):2470

(4) EFSA Journal 2011; 9(12):2471

(5) EFSA Journal 2011; 9(6):2207

(6) EFSA Journal 2011; 9(6):2249

実は、β-グルカンにもいろいろある

ブドウ糖や果糖など糖質の最小単位である単糖が多数結びついたもの多糖といいますが、β-グルカンは、そんな単糖の一つであるブドウ糖(グルコース)が、多数β結合により結びついたもので食物繊維として分類されています。自然界では、大麦や小麦などの穀物、キノコや酵母、海藻などに多く含まれており、その由来物質によって分子構造や生理活性が異なります。

えん麦由来のβ-グルカンは、ちょっと違う

では、具体的にどんな違いがあるのでしょう。β-グルカンは単糖の結合の仕方によって、β-1,3やβ-1,4などさまざまな種類があります。β-1,3、あるいはβ-1,4結合のいずれか単体で構成されるβ-グルカンや、β-1,6構造を含むβ-グルカンは水に溶けません。一方、これらβ-1,3とβ-1,4の混合連鎖により出来た大麦やえん麦のβ-グルカンは高い水溶性を示します。水溶性食物繊維には、サイリウム種皮抽出物や難消化性デキストリンなどのように、特定保健用食品の関与成分として認められているものもあります。同じく、水溶性食物繊維の、えん麦β-グルカンついては、血糖値上昇抑制、コレステロール低下、高血圧抑制、肥満抑制効果などがあるとして、海外では盛んに研究がおこなわれています。

キノコ類 β-1,3-1,6-グルカン アガリクス、ハナビラタケ、メシマコブ、
マイタケ、カバノアナタケ、霊芝、椎茸
酵母類 β-1,3,1,6-グルカン パン酵母、黒酵母エキス
海藻類 β-1,3-グルカン 海藻類
穀物類 β-1,3-1,4-グルカン 大麦、燕麦

えん麦β-グルカンの優れた健康効果

構造的に見ると、えん麦β-グルカンは分岐のない直鎖構造であり、β-1,3結合とβ-1,4結合の2種類の結合を含んでいます。連続するβ-1,4結合の2~3個に1つの割合でβ-1,3結合が存在し、β-1,3結合は連続して存在しません。

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