えん麦の栄養成分

Wパワーの複合食物繊維

「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」の違い

食物繊維には、水に溶けにくい「不溶性食物繊維」と水に溶ける「水溶性食物繊維」があります。不溶性食物繊維は穀類・野菜・豆類やエビ・カニの表皮などに多く含まれ、水溶性食物繊維は海藻・きのこ・果物に多く含まれています。両者を合わせて「複合食物繊維」といいますが、不溶性と水溶性では、その働きがそれぞれ異なります。

「不溶性」と「水溶性」で異なる働き

不溶性食物繊維の働き

不溶性食物繊維の食感はボツボツ、ザラザラとしており、体内には殆ど吸収されません。胃や腸で水分を吸収して糞便のかさを増やし、腸の蠕動運動を活発にして便通を促進します。

水溶性食物繊維の働き

水溶性食物繊維の食感はネバネバ、ヌルヌルとし、吸着性と粘着性があります。コレステロールの消化・吸収を抑制するとともに、血中の過剰なコレステロールの排泄を促進して、血中コレステロール値を低下。胃腸内をゆっくり移動するため、満腹感が得やすく、食べ過ぎを防ぎます。また、大腸内で発酵・分解されて善玉菌を増やすことで、腸内環境を整えます。


不溶性と水溶性の理想バランスとは?

水溶性と不溶性の理想のバランスは、不溶性と水溶性の割合が2対1であるといわれています。食物繊維を含む食品には、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維がどちらか一方しか含まれないことが多いです。一方、えん麦にはその両方がバランスよく含まれる複合食物繊維です。


1日の食事における食物繊維の摂取目標量

成人男性で1日19g以上、成人女性で1日17g以上とされ、毎回の食事の中で、野菜やきのこ、海藻類をまんべんなく食べる習慣をつけることが望ましいとされています※1。生野菜の場合は、1回の食事で両手の手の平いっぱいにのる量、おひたしなどにした場合は、1回の食事で片手の手のひらにのる量です。

えん麦には約10%の食物繊維が含まれており、特にえん麦ふすまと呼ばれる、えん麦の外皮には15%も含まれています※2。これは玄米の約5倍量に相当します。

※1 出典:日本人の食事摂取基準2010年版

※2 出典:USDAデータベース

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